インフルエンザを予防しよう!
長かった夏もようやく終わりに近づき、だいぶ朝晩は涼しくなってきました😮💨
そんな中、今年は例年よりもかなり早くインフルエンザが流行しています。
埼玉県では、現在定点あたり2.58人と既に流行の目安とされる1人を上回っており、当院でも既にインフルエンザと診断された方がいらっしゃいます。
インフルエンザは感染すると高熱が出てつらい上に、特に高齢者や重篤な持病がある方は重い合併症が現れ、入院治療が必要となる場合や、中には死亡する方もいます。
感染の予防と早期の診断と治療がとても大事です。インフルエンザを含むウイルス感染症を予防する方法は、手洗いやうがい、マスクなどはもちろんのこと、ワクチンはとても有効です。
インフルエンザワクチンには、インフルエンザの発病や重症化を防ぐ効果があります。ワクチンを接種すれば「絶対にインフルエンザにかからない」というわけではないのです。
現在のインフルエンザワクチンは、ウイルスが体内に入ることを完全に防ぐものではなく、感染した場合のウイルスに対する抗体を前以って準備しておき、発病することや重症化を減らすことが主な目的になっています。
厚生労働省は、インフルエンザ発病防止に対するワクチンの有効率は60%と一定の効果があることを公表していますが、ワクチンを接種した高齢者はしなかった場合に比べて死亡の危険を1/5、入院の危険を1/3程度まで少なくすることが期待できるとしています。65歳以上の高齢者、心臓・肺・腎臓などに持病のある方、糖尿病などの基礎疾患がある方は、インフルエンザが重症化しやすいため、ワクチン接種が強く勧められます。さらに健康な方でも、本人の発症を減らすだけでなく、家族や周囲の人への感染を減らすという意味があるので、接種は非常に有意義です。
では、ワクチンはいつ打てばいいの?という疑問を持たれる方は多いと思います。
実は公的には「少なくとも12月中旬までに打つ」ことが勧められているだけで、早すぎる接種による問題には言及されていません。早く打ちすぎると効果が切れてしまうのではないか?と外来で質問されることがありますが、効果の持続期間を証明する信頼性のある文書はありませんでした。
むしろ、ワクチンの効果はすぐに現れるわけではなく、免疫がつくまで接種後2週間という期間が必要なので、早めの方がいいだろうと考えます。
インフルエンザワクチンは「打てるときに打つ、遅くとも12月中旬まで」というのが今の答えと言えそうです。
ワクチンをしっかり接種し、今年の冬も元気に乗り切りましょう!
当院では9月18日から接種開始予定です😄(予約は不要です)
さいたま市のインフルエンザの流行情報が掲載されています。
ぜひ、こちらもご参照ください⇩
https://www.city.saitama.lg.jp/008/016/004/003/001/002/index.html