【重要】発熱外来の終了と4月からの診療について
厚生労働省からの通達があり、外来対応医療機関(いわゆる発熱外来)の制度は2024年3月末で廃止され、4月1日以降は通常の医療体制に戻ります。つまり、新型コロナウイルス関連の疾患が風邪などと同じ扱いになるということです。当院でも4月1日以降、以下のとおり診療体制や対応が変更になります。
1.発熱外来の中止について
発熱患者さまの事前の電話連絡や予約は不要です。ただし当院は年配の患者さまも多いため、発熱症状のある方のゾーニング(区分け)は継続し、診察は2階で行います。
2.治療薬の処方について
2024年4月1日から新型コロナウイルス治療薬の公費負担が終了するため、薬の種類と医療費の自己負担割合によりますが、3割負担の患者さまで15,000~30,000円程度の窓口負担となります。医師が診察し投与が必要と判断しないかぎり、処方することはありません。自己負担額をご了承のうえ、内服をご希望の方はお申し出ください。
3.抗原検査について
上記のとおり、新型コロナウイルス感染症が一般の感染症と同じ扱いになり、治療薬を処方する対象の患者さまも限られるため、新型コロナウイルス抗原検査を行い診断する意義は少なくなります。2024年5月末まで、ご希望の患者さまに対しては検査を行いますが、以降の対応は現在検討中です。
4.感染対策について
感染対策として、スタッフのマスク着用、設備や手指のアルコール消毒、院内の換気、空気清浄機の使用は続けてまいります。内視鏡検査時の防護服については、これまでフルPPEとしてきましたがある程度簡素化してまいります。風邪症状の患者さまは、引き続き来院時のマスクの着用をお願いいたします。